【掃除いらず】お風呂の防カビ「防カビくん煙剤」の使用方法・効果を解説
掃除をしているつもりでも、すぐに現れてしまう浴室のカビ。
普段忙しい人や私のようなずぼら人間は、毎日浴室の拭き上げなどできないので、カビを防ぐなんてもはや不可能。
でも、手間をかけずにカビを防ぎたい・・・
実は、2か月に1回「防カビくん煙剤」を使うことで、こまめな掃除をしなくてもカビを防ぐことができます。
目に見えなくてもカビは生えている
そもそもカビは、発育前の「胞子」という植物でいう種のような状態で、空気中を漂っています。
この胞子が着地して成長すると、普段目にするカビとして現れます。
特に浴室の天井には、目には見えない程度にカビが生えており、カビの胞子を放出し続けています。
目に見えない胞子の状態のカビから、黒カビのような、目に見える形にまで発育するには、次のような条件があります。
- 温度(5〜45℃)
- 湿度(70%以上)
- 栄養(汚れ)
※シャンプーやお風呂洗剤等のすすぎ残しも栄養になります
浴室はこの条件が揃いやすい環境のため、カビがすぐに生えてしまいます。
「防カビくん煙剤」は銀イオンの力でカビを防ぐ
浴室の天井に存在する目に見えないカビにも効き、カビの発生を防いでくれるのが、この防カビくん煙剤です。
カビを防いでくれる成分は銀イオン。
銀イオンは細菌やウイルスと結びつくことにより、細菌やウイルスの増殖を阻害し、死滅させます。
この性質により、銀イオンは消臭効果(細菌由来の臭い)や静菌・殺菌効果(※) をもたらします。そのため銀イオンは消臭スプレーや洗剤などに広く使用されています。
※銀イオンの濃度により、静菌(菌の増殖を防ぐ)の場合と除菌(菌を取り除き、数を減らす)の場合があります。
防カビくん煙剤は、銀イオンが煙として浴室に充満するため、天井などに存在する目に見えないカビまで届いて除菌することができます。
防カビくん煙剤の使用方法
〈カビ取りのあとに使用する場合〉
カビの発生を抑制し、2か月間カビ知らずの浴室を保つことができます。
〈カビ取り前に使用する場合〉
今あるカビが、それ以上成長して広がるのを抑制します。
我が家ではカビ取り後に実際に使用してみました。
1.蓋を開けて点線まで水を入れます
2.アルミ袋から金属缶を取り出し、★を上にして容器の中にセットします
3.飛び出し防止用のリングフタをし、白煙が出るのを確認したら、浴室のドアを閉めます
ポイント
- 浴室の換気扇を止める(24時間換気のお宅は要注意!)
- 水を入れるのは点線まで
- 90分以上経過したら換気する
私は浴室に物をほとんど置いていませんが、置きっぱなしでも大丈夫とのことです。
防カビくん煙剤使用後の換気について、公式では30分とされていますが、実感としては30分以上、可能な限り長時間換気をしたほうがよさそうです。
我が家の場合、使用後30分の換気だと、防カビくん煙剤の成分が残っていたのか、少々喉が痛くなりました。(換気能力が低いのかもしれません・・・)
防カビくん煙剤の効果
- 2か月に1回の使用でカビは生えない
- ピンク汚れも発生しにくい
私は普段浴室の掃除はしておらず、気を付けている事といえば、入浴後は必ず換気扇を回すことくらい。
掃除頻度は、浴槽は使用した日のみ、床や壁は月に1回するかどうか。
とてもまめに掃除できてるとは言えない状態です。
このような状態でも、防カビくん煙剤を2か月に1回使用することで、カビの発生を防ぐことができています。
カビほどではありませんが、ピンク汚れに関しても、これほど浴室を掃除せずに放置している割には見かけません。
ずぼらさん注意!2ヶ月に1回は必須
私はかなりズボラなので、2ヶ月に1回の防カビくん煙剤すらサボってしまうことがあります。
3、4ヶ月経つと、浴槽の縁にカビが・・・
どんなにズボラでも、2ヶ月に1回の頻度はきちんと守ったほうがよさそうです。
まとめ
お風呂のカビは防ぎたいけど、毎日掃除したり、浴室を拭き上げるなんてできない。
そんな方には2ヶ月に1回の「防カビくん煙剤」がおすすめ。
水を入れてセットするだけの手軽さなのに、2ヶ月間カビを防いでくれる優れものです。
2ヶ月に1回をサボるとカビがちらほらと現れてしまうので、そこだけは気をつけてくださいね。